本校は、肢体不自由である児童生徒に対する教育を行う特別支援学校です。小学部、中学部、高等部、訪問部があります。また、国立病院機構八戸病院内に分教室が設置されています。多くの子どもたちは、自宅又は隣接するはまなす医療療育センターから通学しています。また、身体の状況などから通学が困難な児童生徒には、訪問教育を行っています。
校訓
「明朗」「不屈」「協調」
学校教育目標
健康で自ら進んで行動する子どもを育成し、一人一人の可能性を伸ばして、自立と社会参加を目指す。
教育課程
小学校、中学校、高等学校と同じ教科等に加え、特別支援学校独自に設定された領域である「自立活動*」を取り入れて編成しています。
また、障害の状態によって、各教科の内容を「知的障害者を教育する特別支援学校の各教科」に替えたり、「自立活動」を主として編成したりして、一人ひとりの児童生徒に適切な学習が提供できるようにしています。
*自立活動とは
障害のある児童生徒の場合は,その障害によって,日常生活や学習場面において様々なつまずきや困難が生じることから,小・中学校等の児童生徒と同じように心身の発達の段階等を考慮して教育するだけでは十分とは言えません。そこで,個々の障害による学習上又は生活上の困難を改善・克服するため,小・中学校等と同様の各教科等のほかに,特に「自立活動」の領域を設定し,その指導を行うことによって,児童生徒の人間として調和のとれた育成を目指しています。
給食
毎日の給食を安全に、楽しく、おいしく食べてもらうために、児童生徒の実態に応じて4つの食形態を用意する本校の学校給食は、平成16年1月から始まりました。など食材や調理の仕方を工夫しています。また、栄養士を中心に調理員、教員が連絡を取り合い、様々な授業の中で出てくる食材を給食に取り入れたり、献立に関する一口メモを放送したりするなど、児童生徒の食に対する興味関心を広げられるよう工夫しています。
*4つの食形態
1 | 普通食 | 後期食 | 中期食 | 初期食 |
やわらかさの目安 |
一般的な食事に準ずる。 |
歯茎でつぶせる軟らかさ。 一口大。 |
形があり、舌で押しつぶせる軟らかさ。 | 口に入ったらそのまま飲み込める軟らかさ。 |
例 | 1 | 軟らかハンバーグ、煮魚 | プリン、絹ごし豆腐、おかゆ | ヨーグルト、ペースト |
動きの目安 |
奥歯ですりつぶす。 舌が口唇や顎と協調して滑らかに動く。 |
奥歯でつぶす。 舌が左右に動く。 つぶした食べ物を口の中で唾液と混ぜ合わせる。 |
形のある食べ物を舌で押しつぶす。 舌が前後上下に、口唇や顎が随意的に動く。 |
口に入ったらそのまま飲み込む。 苦心や舌の動きが弱々しい。 |
ごはん類 | ごはん | お粥 | 粥ペースト | |
パン類 | パン | パン粥 | パン粥ペースト | |
めん類 | うどん、中華めん等 | ひやむぎ5cm | ひやむぎ1cm | めんペースト |
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
30   | 31   | 1   | 2   | 3   | 4   | 5   |
6   | 7   | 8   | 9   | 10   | 11   | 12   |
13   | 14   | 15   | 16   | 17   | 18   | 19   |
20   | 21   | 22   | 23   | 24   | 25   | 26   |
27   | 28   | 29   | 30   | 1   | 2   | 3   |